〔026〕三室山 (1,358m)

兵庫県千種町

2001年04月07日


三室高原の駐車場から登り始める。

最初は登山道であったが、その内、簡易舗装の林道に出る。15分ほど歩くと林道終点の駐車場に出くわし、ガイドブックにあった上の駐車場を思い出した。先行のパーティを挨拶をして抜いて行く、京都の綾部から来たらしい。
沢沿いの道で感じは良いのだが、途中で沢の中を歩く羽目になる。
沢から離れてからは、適当なきつさの登山道が杉林の中に続く。
登るにつれ所々に残雪が現れ始め、登るに従い、その量は増えてくる。
積雪が多くなってきても先行隊の足跡で道を見失うことはない。
下りのパーティ3組とすれ違う。登るに従い視界が開けだし、対面に後山と千種のスキー場が見える様になってきた。中々の絶景である。
老夫婦とすれ違ってからしばらく行くと稜線に出て、その先が頂上であった。

頂上到着は12時23分、登りは1時間38分の行程であった。
頂上には誰も居ず、一面雪で座るところもない。抜かしたパーティが登ってきたので、シャッターを押してもらう。
山登りを始めたのは最近らしく、兵庫の山はよく登っているようだ。

標識を椅子に昼飯を食べて12時45分に下山する。
下りは雪の為、足への負担が少なくズボズボと遊びながら降りるが、靴がベチャベチャに濡れだした。
今日は足も痛くならず、楽に下りることが出来た。

ほとんど下りかかった林道で登りにすれ違った老夫婦と出くわしたので少し喋る。岡山から来たらしく、登りに3時間掛かったとか。雪彦山、高御位山も制覇したらしい。
駐車場に着いたのが2時5分で、下りは1時間20分の行程、トータル3時間20分で三室山を終える。

国道から見上げる三室山全景、雪は全然ないように見えたが・・・

三室山への登り中腹から見た後山(1,345m)

1時間38分にて ”三室山”(1,358m)に着く。
残雪の為か、標準時間よりは30分近く時間が掛かってしまた。

山頂手前の尾根道、ここまでくれば残雪はしっかりしていた。

山頂から北方向には兵庫県最高峰の ”氷ノ山”(1,510m)が望めた。
”氷ノ山”は更に積雪している様であった。

山頂は残雪で座る所がない。 残雪歩きでGパンは水を吸い濡れてしまった。 今日は風が無く暖かいので助かる。 山頂で展望を楽しみながら昼飯を取って22分程休憩する。

残雪があるとも知らず登ってみた三室山であるが、深い残雪で苦しくもあり楽しくもありの山歩きとなった。登山道の面白さと山頂からの展望の良さで好きな山となる、残雪の無い時期にもう一度登りたい。
この後、日名倉山へ向かう。
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兵庫100山』 Gパンでの雪山登りは辛かった。
適当に車を停めて登り始める。
登山道に ”山頂まで70分”の表示があったが、これは
無積雪時の時間なので積雪時にはどれくらい掛かるのだろう。
登山道には踏み跡が多く、道間違いの心配は無さそうである。
山頂から見た南方向には岡山県最高峰の ”後山”(1,345m)から続く山々が見られた。
みむろやま